囚人のジレンマ [社会心理学]
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でもこれって談合ですよね。
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囚人のジレンマとは、二人以上の関係における協調と競争のお話です。
二人の囚人が居るとします。二人には刑事から尋問を受けて貰います。
二人には尋問に対して、自白するか・黙秘する事が許されています。
もし二人とも黙秘を貫けば、それぞれが些細な罰を受ける事になります。
もし一人だけが自白して、もう一人が黙秘なら自白した人は釈放されて、
黙秘した人は過酷な罰を受ける事になります。
もし二人とも自白した場合、二人共過酷な罰を受ける事になります。
この場面で一番良い方法は、二人共黙秘する事です。
でも実際は、相手より優位に立ちたいと自白してしまうのです。
もちろん双方とも思うので、二人で過酷な罰を受ける事になり、最悪の結果になるのです。
ここまで読んできて、囚人の話なんか自分には関係ないと思った方も居るかも知れません。
ですが、この話は実社会の中でも見る事が出来ます。
ある同じ商品を、AとBという近所のお店で販売しています。
両店で同じ価格で販売すれば良いのですが、相手のお店より多く売りたい・儲けたいと思い価格を下げます。
もう一方もそれに負けじと価格を下げます。
両店で値段を下げていき、その結果、売れても大した儲けが発生しなくなってしまいます。
では儲けが多く出る為にはどうしたら良いのか?
それは簡単です、両店で話し合い価格を一緒にするんです。でもこれって談合ですよね。
これが談合が生まれるカラクリ、囚人のジレンマだったんです。
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2014-08-19 13:55
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