ヴェブレン効果 [心理学]
ヴェブレン効果とは、製品の価格が高まるほど製品の効用も高まるという効果で、他者へ見せびらかす効果(顕示性)が高まるほど、需要が増加する消費現象をいいます。
単純な商品の価値だけでなくその稀少性や高級感が価格や需要に影響を与えることを示すため、高額ブランド品を購入する心理がまさにこのヴェブレン効果によるものです。
単純な商品の価値だけでなく、その稀少性や高級感が価格や需要に影響を与えることがあります。
ある商品を売る時に、値下げして安さを売りにしていても売れませんでした。
これは買い物する人が「何か裏があるのでは?」と思ってしまい、消費者は買わず、
こんなに安いわけがない、何か理由があるはずだと考えてしまいます。
しかし実際は十分利益が取れるため、その価格だったりするのにも関わらず、買う人はそれがわからない為、買いません。
するともっと値下げし売ろうとするんですが、さらに売れなくなったという事もあるそうです。
あまり良くない品が高い値段で売られていることもあるそうです。
例えばある食品で、国産であまり鮮度がよくない高いものの方が、外国産で鮮度がよく安い食品より売れているということがあります。
買う人はその業界のことがわからない為、普段の生活の中でその買うものを判断してしまいます。
そのため、「値段の高さ=安全性や鮮度」 といったように食品などを見てしまうのです。
「プレミアム」というのは、このウェブレン効果を使った例で、普通の商品よりも値段が高く設定されており、高級感を出しています。
もちろん原材料も違うと思いますが、高いほうが良く感じてしまうのですね。
もちろん高い方が安全で良いものが多いとは思いますが、安くても安全で良いものもあるだろうし、逆に高くても「ヴェブレン効果」を使って良く見せている場合もあります。
なので値段などに判断を任せず、自分自身の尺度で判断できることが大切なのではないかと思います。
スポンサードリンク
こんばんは♪
お邪魔するのが遅くなりましたが、
ご訪問&niceありがとうございました。
またお邪魔しますね。
by youzi (2014-09-21 22:27)
こちらこそありがとうございます!
よろしくお願いします(^^)/
by PSYCHOLO (2014-09-22 22:28)