ペルソナ [心理学]
心理学用語に”ペルソナ(仮面)”というのがあります。
ペルソナとは、社会に適応するために身につけた表面的なパーソナリティのことです。
ペルソナは、成長過程において形成されます。親や周囲の人々、そして環境からの期待や要請に合わせて発達するとともに、自分自身の「こんな風な人間でいたい。こんな風に見られたい。」という願望にも影響されて作られるのです。
ダブルバインド [心理学]
メタ認知 [心理学]
メタ認知とは、自分が対象を認知している状態を認知しようとすることです。
ここでいう認知とは、思考、知覚、行為などを指します。
現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握する能力を「メタ認知能力」といいます。
このメタ認知能力は、自分の認知行動を正しく知る上で必要な心理的能力です。
また、自己の記憶や記憶過程に対する客観的な認知を「メタ記憶」といい、これもメタ認知の重要な要素のひとつとされています。
気分一致効果 [心理学]
ザイガルニック効果 [心理学]
話などを途中で打ち切られると、その話をした人が気になって仕方がない心理のこと。
その日のうちに次の遊ぶ日程まで決める人よりも、連絡先は聞くが「じゃ、さよなら」とその場を去られるとどんな人かが気になったりする。
両面提示効果 [心理学]
両面提示効果とは、長所ばかりを並べると胡散臭く感じるが、短所を織り交ぜると信頼性が上がる心理のことです。
これは長所だけでなく、短所を少し混ぜることで、相手の疑いやブロックを緩和することができるのです。
スリーパー効果 [心理学]
スリーパー効果とは説得する人が信頼できる人物であるかどうかで信憑性が変わり、その信憑性は時間と共に薄れていくことを言います。
説得の効果があとからジワジワ効いてくる!
簡単に言うと、自分が信頼している人物が言ったことは信じやすく、信頼していない人物の言ったことは信じにくくなると言うことで、それは時間が経つに連れて内容と人物の記憶が分離され、信頼してる人物が言ったことは直前に聞いたときよりも説得力が薄れ、逆に信頼していない人物が言ったことは説得力が高まると言うものです。
アンダードッグ効果 [心理学]
負け犬効果ともいいます。
選挙で劣勢だと伝えられると、同情票が集まるなどの効果です。
マスコミの報道によって生まれた「雰囲気」は、時として煽動的で投票行為を左右することもあります。
当落線上と書かれた候補者が蓋を開けてみればトップ当選だった、なんてことも良くあります。
権威の原理 [心理学]
権威のある方の意見を検証することなく受け入れる事を権威の原理と言います。
広告などで、著名人や専門家が推薦コメント(◯◯の専門家推薦)を出しているのは、この権威の原理の効果を期待してのものです。