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ザイガルニック効果 [心理学]

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話などを途中で打ち切られると、その話をした人が気になって仕方がない心理のこと。

 

その日のうちに次の遊ぶ日程まで決める人よりも、連絡先は聞くが「じゃ、さよなら」とその場を去られるとどんな人かが気になったりする。

 

 
例えば映画の予告編などは、この「ザイガルニック効果」を上手く活用しています。細切れで良いところだけをつなぎ合わせる予告は、まさに「未完成」。しかし、それを見ることによって「これってどうなるの!?」と気になり、結局本編を観に出掛けた経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

また、人は気に入った相手に対し、自分のすべてを知って欲しいと思い、よかれと思って自分のことをさらけ出そうとします。


ただ、そのさらけ出した後の結果が、相手の理想であれば、何ら問題はありませんが、そうでなかった場合

まず次は無いと思った方が良いわけですよね。


難しい手法かもしりませんが、「続きが聞きたい」と思われる終わり方をするのがベストということでしょう。 
 
 
具体的な行動で言うと、たとえば、話の途中であっても、ある時間が来たら、「私、ちょっと用事があるので帰らなくてはならないんです、今日はとっても楽しかったです」と途中で打ち切り、中断して先に帰ります。
次の約束や話もせず、身勝手にならないようにお礼も伝え、だけれども、こちらのペースで打ち切る。
すると、相手のほうが、「まだ、途中だったのにな」と不完全燃焼な感覚を覚え、相手のことが気になり始めることが多いそう。話を打ち切られる態度をされると、嫌われたと怖じ気づいたり、プライドに障って苛立つような人も居ますが、そういった人も心の中では悶々と気になっていることが多く、「でも楽しかったとも言ってくれたし」と思い返し、「今度はいつ会える?」と誘ってくることもあるそうです。

まとめると、仲良くなりかけたところで、こちらから切り上げる。
連絡先の交換はしても、具体的な約束はしない。
名残惜しい気持ちをグッとこらえ、自分から去る……などの行為が、相手の記憶に残り、次に繋がりやすい、というわけです。



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