バンドワゴン効果 [心理学]
バンドワゴン効果とは、ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指します。
「バンドワゴン」とは行列の先頭の楽隊車(先頭を歩く馬)のことであり、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗る、といった意味です。
ランチョンテクニック [心理学]
心理学者のグレゴリー・ラズランが研究し、明らかにしたものにランチョンテクニックというものがあります。
これは、飲食をしながら相手と交渉する手法で、おいしい食事や楽しい時間が話しの内容にポジティブに結びつくというものです。簡単にいうと、食事中に聞いた話や、その時にいた人のことを好きになるようです。
シロクマ実験 [心理学]
1987年、アメリカでウェグナーが「シロクマ実験」というものを行いました。
何も説明はしないで、シロクマの1日を映像で(50分程度)観てもらった後に、3つのグループ(A・B・C)にわけて、Aグループには「シロクマのことを覚えておいてください」
Bグループには「シロクマのことは、考えても考えなくても構いません。好きなように...」
Cグループには「シロクマのことだけは考えないで下さい」と別々のことを伝えました。
1年後、シロクマの映像を観た内容を一番覚えていたのは?
フレーミング効果 [心理学]
フレーミング効果とは、ある選択肢の判断を人が行う場合、その絶対的評価ではなく、自己の参照点(基準点)との対比において比較されるため、絶対評価とは異なる判断を導く可能性があるという効果のこと。
同一の選択肢であっても、選択者の心的構成(フレーミング)が異なると、意思決定が異なってくる効果のこと。
つまり意思を決定する場合、情報の意味する内容が同じであっても、その問題認識の心理によって結果が異なる現象をいいます。
具体例を見てみましょう。
ストループ効果 [心理学]
ストループ効果とは、1935年に心理学者ジョン・ストループが報告した、異なる文字の意味と文字の色の場合、二つの情報が干渉しあう為、同じ文字の意味と文字の色の場合に比べると、理解が遅れるということ。
実際にやってみましょう!
ホーソン効果 [社会心理学]
ホーソン効果とは、シカゴの近郊のホーソンの工場で照明の明るさで生産性にどんな影響が出るかの実験したもので、その結果、照明を明るくしても暗くしても生産性は上がったのです。
では何で上がったかというと、当然実験なので会社の幹部など色んな人が見に来ての実験です。
その見ているという効果によって、生産性が上がったのです。
バンドワゴン効果 [心理学]
バンドワゴン効果とは、例えばこの商品が人気ですと聞くと、つい買ってしまう同調心理の一つです。
この心理は商品の判断基準を自分に求めないで、みんなが使っているから良い商品なんだろうという社会的承認という集団の評価によって任せています。
アンダーマイニング効果 [心理学]
無償で海岸の掃除をしているボランティアに、頑張っているからと言ってお金をあげるとします。
お金を貰った時はいつも以上にモチベーションがあがり頑張るのですが、次回からはお金が貰えない事により、お金を貰う前までよりモチベーションが下がってしまうというのが、アンダーマイニング効果です。
囚人のジレンマ [社会心理学]
囚人のジレンマとは、二人以上の関係における協調と競争のお話です。
二人の囚人が居るとします。二人には刑事から尋問を受けて貰います。
二人には尋問に対して、自白するか・黙秘する事が許されています。
もし二人とも黙秘を貫けば、それぞれが些細な罰を受ける事になります。
もし一人だけが自白して、もう一人が黙秘なら自白した人は釈放されて、
黙秘した人は過酷な罰を受ける事になります。
もし二人とも自白した場合、二人共過酷な罰を受ける事になります。