メタ認知 [心理学]
メタ認知とは、自分が対象を認知している状態を認知しようとすることです。
ここでいう認知とは、思考、知覚、行為などを指します。
現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握する能力を「メタ認知能力」といいます。
このメタ認知能力は、自分の認知行動を正しく知る上で必要な心理的能力です。
また、自己の記憶や記憶過程に対する客観的な認知を「メタ記憶」といい、これもメタ認知の重要な要素のひとつとされています。
気分一致効果 [心理学]
人間はその時の気分に一致する記憶に優れており、これを気分一致効果と呼びます。
情報を記憶するときの気分と、記憶する内容が一致しているときの方がそうでないときより記憶されやすく、記憶されているものを思い出すときの気分と、その内容が一致しているとき、その記憶は思い出されやすくなります。
これは、気分の良いときは良い情報への意識が高く、気分の悪いときには悪い情報への意識が高まることで結果はそのときの気分に大きく左右されるという現象のことです。
今回人はなぜ衝動買いをしてしまうのか、その心理について迫ってみます。