マジカルナンバー7±2 [心理学]
アメリカの心理学者であるジョージ・ミラーが1956年に一度聞いただけで直後に再生するような場合、日常的なことを対象にする限り記憶容量は7個前後になるということを示した。
この7個というのは情報量ではなく意味を持った「かたまり(チャンク)」の数のことで、数字のような情報量的に小さなものも、人の名前のように情報量的に大きな物も同じ程度、7個(個人差により+-2)しか覚えられないということを発表した。
傍観者効果 [社会心理学]
傍観者効果とは、社会心理学の用語であり、集団心理の一つで、ある事件に対して自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理のこと。
傍観者が多いほどその効果は高く、傍観者効果があらわれる原因には、周りの人も行動しないので自分も行動する必要がないのと判断してしまったり、みんなと同調することで責任が分散されると考えてしまったり、行動を起こした結果自分の立場が悪くなるのを恐れるなどがあげられます。
プライミング効果 [心理学]
事前に特定の刺激に接すること(見聞きしておくこと)で、特定の知識を活性化させることをプライミングと呼び、活性化した知識や概念が後続の情報処理に影響を与えることをプライミング効果と呼びます。
プライミングは特定の知識を活性化させるだけではなく、その知識と同じカテゴリーに属する知識も活性化されると考えられています。
あらかじめある事柄を見聞きしておくことにより、別の事柄が覚えやすくなったり、思い出しやすくなるので、指導場面では先に手本を示したり、覚えさせたい事柄について雑談してから教えることで、プライミング効果による学習効率の上昇が期待できます。
ハイダーのバランス理論 [心理学]
カラーバス効果 [心理学]
埋没費用 [心理学]
埋没費用(まいぼつひよう)とは、事業に投下した資金のうち、事業の撤退・縮小を行ったとしても回収できない費用をいい、サンク・コストともいいます。
初期投資が大きく、他に転用ができない事業ほど埋没費用は大きくなるので、投資も新規企業の参入も慎重になります。
寡占論では、埋没費用の多寡が参入障壁の高さを決める要因の一つであるとされています。
確証バイアス [認知心理学]
アッシュの同調実験 [社会心理学]
尋問などに使用される心理学的な戦術 [心理学]
「良い警官・悪い警官」 「共同質問」「友人と敵」などとも呼ばれる尋問に使用される心理学的な戦術で、これは、明確に相反するやり方で対象者へのアプローチを行う二人の質問者のチームから構成され、二人の質問者が対象者に対し交互に質問を行う場合と、同時に対面する場合があります。